夏越の大祓

 みなさま、こんにちは!
6月最後の一日、いかがお過ごしでしょうか?
湿度が高く、この時期らしい一日でしたね。

さて、早いもので一年も折り返しの日を迎えました。
今日、6月30日は各地の神社で
「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が行われています。

夏越の大祓は、半年間の穢れを祓い、
残りの半年も健やかに過ごせますようにとお祈りする神事です。



今年も、地域のみなさんをはじめ、遠方からも多くの方がいらっしゃいました。
雨が心配されましたが、
神事が始まる午後4時を見計らったように…止んだのです!
夏越の大祓は梅雨時期の神事ですが、
不思議と雨が止むことが多く驚いています(^^)



最後に、小さな茅の輪のお守りを受けていただきました。
生命力の象徴である茅の輪をくぐり、
残り半年間も、みなさまが健やかに過ごせますようお祈りいたしております(^^)







 

at 18:56, はやたに, 神社の一日

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日本現代作法会

 みなさまこんにちは!いかがお過ごしですか?
今日は暑かったですね。
30度近くまで気温が上がりました。
日に日に影の色が濃くなっているように感じます。


今日は日本現代作法会中国支部のみなさんがいらっしゃいました。
神社での参拝マナーなどを学ぶためです。



海外からの参加者も含め、28人がいらっしゃいました。

宮司が「お祓いについて」というテーマで講話をした後、
榊の枝で玉串の作成を行いました。



玉串とは、榊に紙垂(しで)や麻ひもを結び付けて神さまに奉げる大切なものです。
普段は神職が作成しますが、実際にその作業を体験していただきました。
「簡単なつくりにみえるけど、むつかしいです!」
「結ぶ位置によって、印象がかなり変わるんですね」など、
一生懸命作成されていましたよ(^^)



その後、自分でつくった玉串を神前に奉納します。
さすが、作法会のみなさん。
一つ一つの動きがとてもしなやかで、美しかったです。
見ていて、清々しい気持ちになりました。



作法というと何やら難しい印象がありますが、
「相手に心地よくいていただく」という思いを持って動けば、
自然と美しい動きになるのかなと感じました。


最後に、茅の輪をくぐって心身の穢れを祓い、
これからの健康と繁栄をお祈りしました。



日本現代作法会のみなさん、
素敵な時間をありがとうございました!

神職も、少し背筋が伸びた時間でしたよ(^^)

at 18:36, はやたに, 神社の一日

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まちたんけん!

 みなさまこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
今日は、雲が多い一日でしたね。
今の気温は22度。
夕方のお散歩にはぴったりですね(^^)



今日は、地元・平良小学校の2年生が生活科の授業にやってきました。
「まちたんけん」という学習だそうです。
自分たちの住む街には、どんな人たちが暮らし、どんなお仕事をしているのかなどを調査するのだそうです!


速谷神社には12人の子どもたちがやってきました。
みんな、元気いっぱい!
お話をじっくり聞いて、とてもお行儀が良かったですよ(^^)



インタビューを受けたのは、子どもたちに一番年齢が近いと思われる、
権禰宜の瀬戸さんです。(20代です!)

「神主さんのお仕事って何?」
「神さまが好きな食べ物は?何時にご飯を食べるの??」
「神さまは何色が好きなの?」
「お仕事をしていて、一番嬉しかったことは何ですか?」



本当に、たくさんの質問が飛び交います。
「神さまは、お米とお酒が好きで、6時にご飯を召し上がります。」
「神さまの好きな色は、白です。清浄…(わかるかな?)清潔な色だからです。」

など、できるだけわかりやすい言葉を選びながら答えていきます。
みんなは、一生懸命メモをとっていましたよ(^^)



最後に、大きな声でお礼を言ってくれました。
こちらこそ、訪ねてくれてありがとうございます(^^)

帰りには、元気よく茅の輪をまわっていましたよ!
本当に、子どもたちは地域の宝だなと感じる嬉しいひとときでした。



at 16:57, はやたに, 神社の一日

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水の月、水無月

 みなさま、こんにちは!
日曜日の夕方、いかがお過ごしでしょうか??

午前中は過ごしやすい気温でしたが、
この時間は西日が強く、じわっと汗ばむほどです。
現在の気温は27度。
真夏日となった地域もあったのではないでしょうか?

 

社務所でも、扇風機がフル稼働しています。
白衣・袴の神職はこれからの季節が大変!
「冬は着こめるけれど、夏はどうしようもない!」と覚悟を決めています。


6月は「水無月」。
「無」は、「の」という意味なので、「水の月」ということになります。
週間予報を見てみると…なかなか雨が降りそうにありませんね。

境内にある木々も、心なしか雨を待っているように見えます。



古くから農業中心の生活をしてきた日本では、
雨に関するお祭りが数多く執り行われてきました。

そのため、雨にまつわる神さまをお祀りしている神社は、
全国各地にあります。
(貴船神社や水分神社などです)

古代には、雨乞いのお祭りでは「黒毛馬」、
雨を止めてほしいお祭りでは「白毛馬」が奉られていたそうです。



多すぎても少なすぎても困る雨。
何事もほどほどが一番なのでしょうね。


気温の変化が大きいこの季節、
水分をこまめにとるなどして、身体に気を付けてお過ごし下さいね(^^)

at 16:50, はやたに, 神社の風景

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