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門の先には

 みなさま、こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
連休明け、お疲れは出ていませんか??
5月は気温差が大きくなる時期です。
無理をせず過ごしてくださいね(^^)



今日は風も穏やかであたたかいですね。
日差しがとってもまぶしく、暑いくらいです。
バイクでお参りにいらっしゃるみなさんは、
「ライダースジャケットが暑い!」と口ぐちにおっしゃっていましたよ。
ツーリングにはぴったりの季節ですね(^^)




さて、先日お参りにいらっしゃった方が、
速谷神社の楼門について尋ねてこられました。
「この地域(安芸国)で、
こういう形(写真下)の門は珍しいのではないでしょうか?」

職員一同、色々と思い巡らせた結果、「確かに…珍しいかもしれない!」



この楼門は、昭和58年に建てられました。

当時の速谷神社は「松宮」と呼ばれるほど、
参道にはたくさんの松が植えられていました。
しかし、マツクイムシによって松が枯れ、
参道を再整備する必要がありました。
その結果、楼門を含めた現在のような参道が誕生したのです。



当時の宮司は、理想の楼門を探すため全国の神社を訪ねたそうです。
そこで出会ったのが、熊本にある神社の楼門でした。

楼門は総檜白木造りで、二階にも畳のお部屋があります。
左右に神社を守る随神(ずいじん)像があり、「随神門」とも呼ばれています。



速谷神社では、社殿に進むまでに楼門を含めて3つの門をくぐります。
一の鳥居→楼門→神門です。

門をくぐる度に、少しだけ歩く速度を緩やかにしてみて下さい。
自然と心が整って、気持ち良くご神前に進むことができるんですよ(^^)


鳥居や神門は、神さまがいらっしゃる場所と私たちが住む場所を分ける意味があります。
鳥居を見ると神聖な気持ちになるのは、
無意識に、その先に神さまがいらっしゃると感じるからかもしれませんね(^^)












at 17:19, はやたに, 神社のいろは

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